住宅を建てる際の
木材には、しばしば杉が用いられます。
ではなぜ、杉が使われるのでしょうか。
今回は、住宅に杉が使われる理由を解説いたします。
▼なぜ住宅に杉が使われるのか?
■成長が早い
杉は、非常に成長が早い
木材です。
10年で約6cmほどの高さに伸びますが、ヒノキが15年かかることを考えると、杉の成長の早さがわかります。
30年から40年ほど経過すれば、建築
資材として使用可能です。
■まっすぐに伸びる
杉が住宅に使われる理由として、まっすぐに伸びるという特徴が挙げられます。
まっすぐに伸びていることから、加工がしやすいため羽目板や天井板などに最適です。
■加工がしやすい
杉は軽くて柔らかいことから、木製品として加工するのにも適しています。
羽目板や天井板に使用されるのは、軽くて取り扱いが楽なためです。
また近年の住宅の床は畳ではなくフローリング材を使用するケースが増え、杉が利用されることも多いです。
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銘木の存在
古くから日本の木造家屋に幅広く使用されてきた杉ですが、その中には「
銘木」と呼ばれるものがあります。
職人が手間暇をかけて育てた杉の
銘木は、大黒柱をはじめ建物の棟木にも使えるほど丈夫であるのが特徴です。
見た目が美しいため、重厚でありながら落ち着いた雰囲気を出してくれます。
▼まとめ
住宅に杉が使われるのは「成長が早い」「まっすぐに伸びる」「加工がしやすい」といった理由からです。
さらに
銘木と呼ばれる杉は耐久性と強度にも優れており、大黒柱や棟木としても利用されます。
『中基
銘木』では、京都を代表する
北山杉を取り扱っております。
住宅の建材に杉をご検討の際は、当社にお任せください。